恋の罪感想
ずっと気になってた、
園子温の「恋の罪」を観てみたら想像以上にヤバい映画だった!
コレサワの「君のバンド」って曲に
♪わたしの〜好きな映画は〜園子温の恋の罪
って歌詞が出てきてずっと、いつか観たいと思ってたけど、ようやく昨日観ました。
実際にあった事件にインスパイアされて作った映画らしいけど、
あたし的には、ごく普通に暮らしてる主婦がちょっとしたことがきっかけでそっちの道へ行ってしまう。
日常のゴミ出しから知らない街に行って迷い込んでしまうような、誰にでもあること…
みたいな事が言いたかったのかなって思うけど、、、
まあまあ、実際そんな風にして堕ちていってしまう人はそうやたらと居ないよなって思った。
みんなちゃんとまともに生きてるよな…
でもエリートほど闇が深いとか、金持ちほど病んでるとか、
きっと日常の自分の生活で満たされてない、寂しい気持ちがあったりして、
もっと充実させたい、もっと自分を認めてほしいとか、誰にでもある気持ちは共感できるかな。
きっと、家と会社の往復でつまらない日々を送っていたから満たされたい、もっと自分を見てほしい、みたいな気持ちがあったから実際にそういう事件も起きたのかなとも思うし。
あたしも仕事が忙しくて、自分が本当にやりたいことができない中、毎日家と会社の往復しかしてなくて、虚しくなった時、閉店間際のヨドバシカメラをフラフラしてたことはあったし、
深夜に自転車の空気を入れたりしたし、
誰もいないマンションの非常階段で泣いたりしてた。
そういう寂しさの解消方法が、その人は売春という方向に行ってしまっただけで、
もしかしたら、誰にでもあることなのかも………とは思う。
ほんとに描写的には相当ヤバいけど、
つまらなくはないし、ヤバさにハマるといえばハマるのかも…とも思う。
ちなみにコレサワは園子温展も行くくらいガチファンみたいだから、
その気持ちを理解するために、ほかの園子温作品も観てみたいなと思った。
観た後疲れるのでパワーのあるときにぜひ観てほしい。
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